- 水分の多い生地よく捏ねて、短時間の発酵で作る。表面には黄色いコーンミールがまぶされ、焼成には専用の型を使うため、独特の円柱形を呈する。これを食べる時はフォークなどで二つに割り、バターを塗ってトーストし、時には具材をサンドして食べる。
- 一般に山型の形状。イギリスではティンという焼き型を使うことからティンブレッドと呼ばれている。山の数は様々。フタをしないため、生地は上部に大きく膨らみ、やや不均一な縦目の内相となる。配合は甘味が控えめ。起源はコロンブスがアメリカ大陸を発見した時以来といわれている。小麦粉は北米を植民地にしていた時代より北米から輸入された高タンパクの小麦を使うため、パンはとても柔らかい。
- スコットランド発祥のビスケットの一種。18世紀の貴族の間で流行したアフターヌーンティーに欠かせないものとなり、それ以降、南西部のデボン州では昔から伝わる濃厚なクロテッドクリームやジャムを塗るのが一般的。ベーキングパウダーで膨らませ、焼き上がった生地には横に割れ目が入る。これを上下に別け、クリームを塗って食べる。