マルメロのコンフィチュール
晩秋に黄色に染まる香り高いマルメロは生のままでは食べられませんが、コトコト煮込むとふくよかな味わいに変身します。たっぷりバターとパンに添えて。
栄養成分
エネルギー | ● kcal |
タンパク質 | ● g |
脂質 | ● g |
炭水化物 | ● g |
ナトリウム (食塩相当量 ●g) |
● mg |
材料(作りやすい分量)
マルメロ |
2個 |
グラニュー糖 | 実の重量の40% |
※種と皮と煮汁を生かして同時 にジュレも作れます! |
|
レシピはこちらから↓ 【マルメロのジュレ】 |
|
作り方
①マルメロは皮にうぶ毛があるのでよく洗う。皮をむき種と芯を取る。皮と種と芯は取り分けておきジュレを作る際に使う。実はいちょう切りする。
②①の実を鍋に入れ、ひたひたの水で煮る。柔らかくなったら目の細かいザルで漉す。時間があればこのまま一晩置く。漉した水分はジュレを作る際に使うので取っておく。
③やわらかく煮た実をミキサーにかけてピュレ状にし目の細かいザルかこし器でこしてから計量し、鍋に入れる。実の40%量のグラニュー糖を計り、鍋に入れてしばらく馴染ませる。グラニュー糖が溶けて馴染んで来たら中火にかける。ふつふつしてきたら火を弱め、木べらでかき混ぜながらじっくり煮る。冷めると固くなるので、好みの状態の少し手前で火を止める。
④煮沸消毒した保存瓶に熱いうちに入れ蓋をし、瓶を逆さにしておく。粗熱が取れたら冷蔵庫で保存する。
ワンポイント
マルメロはかりんと見た目も香りも良く似ていますが全く別の果実です。マルメロは表面にふわふわした産毛があるのに対し、花梨はつるつるとしています。煮るとすぐに柔らかくなるのもマルメロならではです。ペクチンが多く含まれるので、種や皮の煮汁にグラニュー糖を加えて煮ると透き通った香り高いジュレになります。コンフィチュールと同時に作れるのでこちらも是非ためしてみてください。また、コンフィチュールをさらにしっかりと煮詰めて固めると、フランスでパート・ド・フリュイ、ポルトガルでマルメラーダと呼ばれるフルーツ羊羹のようなものになります。大きめのマルメロが2〜3個あれば、これらの3種が同時に作れます!