クリームシチュー
ゴロゴロ野菜がたっぷり入った優しい味わいのシチュー。圧力鍋を使えばあっという間に出来上がります。
栄養成分
エネルギー | 599.25 kcal |
タンパク質 | 39.71 g |
脂質 | 31.14g |
炭水化物 | 39.64 g |
ナトリウム (食塩相当量 2.78g) |
1095 mg |
材料(4人分)
鶏もも肉 |
2枚 |
玉ねぎ | 1個 |
にんじん |
1本 |
じゃがいも | 3個 |
マッシュルーム |
1P |
芽キャベツ |
4個 |
スナップえんどう |
6さや |
カリフラワーorブロッコリー | 1/2株 |
バター | 20g |
白ワイン | 大匙2 |
塩 | 小匙1/2 |
白こしょう | 少々 |
【A】 | |
水 | 400ml |
固形スープの素 | 1個 |
ローリエ | 1枚 |
【B】 | |
薄力粉 | 30g |
バター | 30g |
牛乳 | 200ml |
作り方
①鶏肉は食べやすい大きさに切り、軽く塩、白こしょう(共に分量外)をする。玉ねぎは皮をむきくし切りにする。にんじん、じゃがいもは皮をむき、食べやすい大きさに切る。マッシュルームは軸を少し残して切る。
②圧力鍋にバターを溶かして鶏肉を炒める。白ワインを注ぎ入れ鍋底に付いた焼き色をこそげ溶かす。①の野菜と芽キャベツを加えてサッと炒め、さらに【A】を加え、ふたをして火にかける。3分加圧後、火を止めてそのままおく。圧力が下がったら蓋を開ける。
※圧力鍋がない場合は、普通の鍋でも作れます。その場合は、野菜が柔らかくなるまで煮込めばOKです。
③別鍋に、【B】のバターを溶かし、薄力粉を加えて炒める。色付かないように丁寧に炒める。サラリとした腰のない状態になれば火が入っている。ここに、温めた牛乳を少しずつ加えて溶きのばし、弱火で加熱しながら泡立て器で混ぜ合わせる。なめらかな状態になれば完成。
④②の煮汁を③合わせてよく溶き混ぜ、②の鍋に戻す。全体を混ぜ合わせて温める。最後に塩、白こしょうで味を整える。
⑤スナップえんどうとカリフラワー(orブロッコリー)を塩ゆでし、④と合わせて皿に盛る。
COLUMN【ホワイトソースのこと】
フランス料理ではソース・ベシャメル(sauce béchamel)と呼ばれるホワイトソースは、溶かしバターで色付かないようにしっかりと炒めた小麦粉を牛乳で溶き伸ばして作るソースです。
家庭で作るとダマになりやすいと言われますが、コツがわかれば大丈夫。
まずは、バターを小麦粉をしっかりと炒め合わせること。溶かしたバターに小麦粉を合わせてすぐは、ボソボソした状態で次に軽く粘りのある状態(木べらにまとわりつくような感じです)になりますが、さらに炒めると急にサラッとしてきます。
これが“腰が切れる”と言われる状態で、粉にしっかり火が入ったサインです。次に加える牛乳は必ず温めてから加えましょう。ここで冷たい牛乳を加えるとだまになりやすいようです。牛乳は少量ずつ加え、其の都度泡立て器でよく混ぜ溶かしましょう。弱火にかけながら、少量加えてはしっかり混ぜ合わせることを手早く繰り返せば、あっと言う間になめらかなホワイトソースの完成です。
上記でご紹介しているクリームシチューにはもちろん、グラタンやクロックムッシュなど、パンに合うお料理に色々活用できます。
ここでは、シチューに加えるため味付けをしていませんが、グラタン等に使う場合は、塩、白こしょうで味を整え、最後に少量のナツメグで香りを+しましょう。
材料はバター、小麦粉、牛乳だけ。材料も作り方もシンプルなので是非挑戦してみてください。
市販のルーやホワイトソースを使わない手作りシチューは、素材の味わいが生きたやさしいおいしさに仕上がります!