パンに合わせる料理

スクランブルエッグ&ほうれん草のホットサンド

ふわふわのスクランブルエッグととろけるチーズは、間違いのない組み合わせ。ほうれん草のソテーを加えることで、彩りが美しく、朝食にぴったりのバランスの良いサンドイッチに仕上がります。


材料(1組分)

角食パン(8枚切り) 2枚
はちみつマヨネーズ※1 40g
ほうれん草ソテー※2 60g
スクランブルエッグ※3
スライスチーズ
(レッドチェダー)
11g
(1枚)
スライスチーズ(ホワイト) 11g
(1枚)
少々
白こしょう少々
黒こしょう(粗挽き)少々


※1.はちみつマヨネーズ
マヨネーズとはちみつを5:1の割合で混ぜ合わせる。 

※2.ほうれん草ソテー
ほうれん草150gはざく切りにし、15gの無塩バターで炒め、醤油5gと塩、白こしょうで味を調える。 
※3 .スクランブルエッグ
たまご1個を溶きほぐし、牛乳大さじ1、塩、白こしょう少々を合わせる。フライパンに無塩バター5gを溶かし、卵液を入れてふんわりと炒める。  



作り方

① 角食パンは片面にはちみつマヨネーズを5gずつ塗る。 

② ①の1枚にスクランブルエッグをのせ、白こしょう少々をふり、はちみつマヨネーズを4gかける。ほうれんそうソテーをのせて黒こしょう少々をふり、スライスチーズを2枚のせ、もう1枚の角食パンではさむ。 

③ ②をホットサンドメーカー(下記の写真参照)ではさみ、両面に焼き色がつくまで焼く。 食べやすいように半分に切る。    


ワンポイント

サンドイッチは本来「冷製料理」ですが、あたたかいサンドイッチは、出来立てならではのおいしさが魅力です。 パンは焼くことで香りや食感が変化します。パンの表面がカリッと香ばしく、中はふんわり感が増します。 トーストしたパンに具材をはさむのと、パンにはさんで焼くのとでは、味わいのバランスが変わります。前者の場合、パンと具材はそれぞれ独立しており、食べ進めるうちに口の中で徐々に調和します。また、パンは焼いてはいるものも、具まで「ホット」かどうかはメニューによります。一方、後者では、パンと具材がグラデーションを持ちながらも一体化し、パンも具も温かく、はじめから調和のとれた味わいが楽しめます。チーズは特に人気の食材で、溶けることでパンと密着し見事に一体化します。クロック・ムッシュに代表される一体感ある味わいは、できたてを味わってこそ。あつあつの状態でいただきたいものです。 パンにはさんで焼くものには、単純にパンと具を重ねて焼くものと、電気式のパニーニグリラーや直火式のホットサンドメーカーを使いプレスして焼くものがあります。食パン専用のホットサンドメーカーで作るホットサンドは、ギュッとプレスすることで、具材がたっぷりでも食べやすく、外側はカリッと香ばしく焼き上がります。はさんで焼くだけで、おいしさが増すので、まずは気取らないメニューで挑戦しましょう。

※ここでは、耳がおいしく食べられると人気の家事問屋の「ホットパン」を使用しました。