パンに合わせる料理

野菜のスープ

業務用スープをベースに、冷凍のグリル野菜ミックスをたっぷり入れることで食べ応え満点のご馳走スープになります。サンドイッチで使用した野菜の切れ端などを活用できるのもこのスープの利点です。野菜の旨みが溶け出して、どんどん美味しくなります。


栄養成分
エネルギー ● kcal
タンパク質 ● g
脂質 ● g
炭水化物 ● g
ナトリウム
(食塩相当量 ●g)
● mg
※栄養成分は1人分です。

材料(作りやすい分量)

ベジタブルスープ
(業務用・5倍濃縮タイプ)
750g
グリル野菜ミックス
(業務用・冷凍品)
500g
たまねぎ 200g
無塩バター20g
E.V.オリーブ油 大さじ4
タイム(フレッシュ) 2枝
ローリエ 2枚
塩、白こしょう 少々

作り方

① たまねぎは粗みじん切りにする。耐熱ボウルに入れ、バターをのせてからふんわりとラップをし、600Wの電子レンジで約3分加熱する。

② 鍋に凍ったままのグリル野菜ミックスと①、E.V.オリーブ油を入れ、中火で炒める。野菜がしんなりしてきたら、塩、白こしょうで調味する。 

③ ②にベジタブルスープと水3ℓ(スープベースの規定量)、タイム、ローリエを加えて中火にかける。沸騰したら火を弱め約10分加熱する。味を見て、足りなければ、塩・白こしょうを加えて調える。 

 *冷凍のミックス野菜は色々なタイプが出ています。ここでは、なす、パプリカ(赤、黄)、ズッキーニが入ったものを使用しています。

 *水分の一部をトマトジュースに換えるとトマトのコクがプラスされます。無塩タイプなら、余分な塩味も付きません。


COLUMN「イタリアの野菜スープ」

ミネストローネ(Minestrone)はイタリアの野菜のスープで、地域によって、また季節によっても使う野菜が変わり決まったレシピはありません。日本では濃厚なトマトベースの赤いスープを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、トマトが入っていないものもあります。 少量加えたショートパスタや米、煮崩れたじゃがいもや豆で自然なとろみが付き、具沢山でも食べやすくなります。 写真はフィレンツェのレストランでいただいた野菜のスープ(Zuppa di verdure)。隣の人が食べているのを見て、思わずオーダーしてしまった一皿です。野菜の旨みが溶け出したどろりと素朴なスープは、旅で疲れた胃袋を癒してくれました。