パンに合わせる料理

ちくわときゅうりの和風ツナサンド

ちくわとツナサラダは調理パンでも人気の組み合わせ。きゅうりの食感、大葉の香りに梅の風味がマッチします。


栄養成分
エネルギー ● kcal
タンパク質 ● g
脂質 ● g
炭水化物 ● g
ナトリウム
(食塩相当量 ●g)
● mg
※栄養成分は1人分です。

材料(1組分)

全粒粉食パン(8枚切り) 2枚
マヨネーズ 20g
梅びしお※1 10g
ツナサラダ※2 45g
きゅうり
(半分を縦方向に薄切り)
45g
ちくわ
(縦方向に4等分に切る)
1本
大葉 1枚
白こしょう 少々
※1.梅びしお
(作りやすい分量)

 梅干しは3時間程度水に浸け、塩抜きする。種を取り、ハンドブレンダーにかけてペースト状にして鍋に入れる。きび砂糖とみりんを加えて火にかけ木べらで練る。弱火で焦がさないようにし、味噌と同じ位の硬さにする。ここでは自家製の梅干し420g(正味)にきび砂糖大さじ3、みりん大さじ2を合わせて作っているが、梅干しの味わいに合わせて調節する。市販の練り梅を使用してもよい。 

※2.ツナサラダ

ツナオイル漬け(余分なオイルを切る)110gと紫玉ねぎ(粗みじん切り)25g、マヨネーズ30gを混ぜ合わせ、塩、白こしょうで味を調える。 



作り方

① 全粒粉食パンの1枚にマヨネーズを8g塗り、梅びしおを塗り重ねてから大葉をのせる。マヨネーズ3gを細くしぼってからきゅうりをのせる。さらにマヨネーズ3gを細くしぼり、ちくわをのせる。 

② もう1枚の全粒粉食パンにマヨネーズ6gを塗ってからツナサラダを塗り、①と合わせる。手のひらで上から全体をやさしく押さえて具材とパンを馴染ませる。 

③ 耳を切り落とし、3等分に切る。仕上げに白こしょうをかける。


ワンポイント

“ちくわ”と“はんぺん”など、日本の練り物はサンドイッチに使うと意外なおいしさが楽しめます。  

“はんぺん”は地域性のある食材なので、出身地によって思い浮かべるものが違うかもしれません。静岡ではサバ、アジ、イワシなどを原料にした黒はんぺんが有名ですが、サンドイッチに使うなら白くてふんわりとした浮きはんぺん(写真右)がおすすめです。浮きはんぺんは、白身魚のすり身と卵白、山芋、塩、調味料を合わせ作ります。気泡性のある卵白と山芋を使うことで、ふわふわに仕上がります。

  “ちくわ(写真左)”は冷蔵庫にストックしている方も多い身近な食材です。ちくわを使った焼き込み調理パンは人気ですが、サンドイッチに使うことは少ないのではないでしょうか。家庭料理では定番のきゅうりと組み合わせなら間違いありません。きゅうりのシャキッとした食感と彩りがプラスされ、ちくわそのものの風味が引き立ちます。魚の風味がプラスに感じられるように、大葉の清涼感を添えるとパンに馴染みます。アクセントにもろみ味噌や梅びしおを合わせば、ビールや日本酒に合うおつまみサンドとしても楽しめます。