蕗味噌 (ふきみそ)
日本の春の味覚。ほろ苦さが大人っぽい蕗味噌はご飯のお供に最適ですが、パンにもよく合います。
栄養成分
エネルギー | ● kcal |
タンパク質 | ● g |
脂質 | ● g |
炭水化物 | ● g |
ナトリウム (食塩相当量 ●g) |
● mg |
材料(作りやすい分量)
ふきのとう | 100g |
味噌 | 70g |
みりん | 大さじ4 |
ごま油 | 大さじ1 |
作り方
①ふきのとうは根本を切り落として、2分塩ゆでする。粗熱が取れたら水気をよく絞り、粗みじん切りにする。
②ごま油を入れたフライパンで①を炒める。味噌とみりんを混ぜ合わせて、フライパンに加えて炒め合わせる。水分が飛んできたら味を見て、甘味が足りない場合はみりんか砂糖(共に分量外)を加えて調整する。
*使う味噌によって味わいが変わるので、味噌は少しずつ加えて味を調整しましょう。和風サンドイッチの隠し味にも活用できます。
ワンポイント
プレーンなパンの楽しみ方の基本は、バターやジャムを塗るというシンプルなものです。この基本は朝食で、夕食なら料理のソースを合わせたり、チーズやリエット(肉のペースト)などを合わせます。
白米は「塩むすび」のように塩だけで食べることもありますが、パンの文化圏ではバゲットや食パンをそのままで食べることはほとんどありません。これはナンなどのフラットブレッドでも同じですね。
プレーンなパンをより美味しくご家庭で楽しんでいただくためには料理の提案よりも、パンに「塗るもの」のバリエーションを増やすのが手軽です。ただ、ジャムは甘いので朝食用になってしまいます。
そこでご提案したいのが、野菜で作る「塗るもの」です。バターやオリーブオイルを合わせることで、パンにあうコクが出て、野菜だけでもびっくりするほど旨味が出せます。
リエットを作るよりも手軽で、チーズよりも手頃なのも魅力です。サンドイッチの隠し味にも使えますし、ベーカリーカフェのこだわりの一品として、パンと合わせて販売してもよいでしょう。
数種類を組み合わせることで、パンの楽しみが広がります。