なすのキャビア
庶民のキャビアとも呼ばれるフランスで親しまれているなすのペースト。なすの黒い種をキャビアに見立てているとも言われています。
栄養成分
エネルギー | ● kcal |
タンパク質 | ● g |
脂質 | ● g |
炭水化物 | ● g |
ナトリウム (食塩相当量 ●g) |
● mg |
材料(作りやすい分量)
なす | 4本 (正味250g) |
にんにく | 1片 |
E.V.オリーブオイル | 大さじ2 |
レモン果汁 | 小さじ2 |
タイム | 1枝 |
塩 | 小さじ1/4 |
白こしょう | 少々 |
作り方
①なすは皮ごと縦半分に切り、カット面からナイフで皮を傷つけないように格子状に切り込みを入れ、切り込みを上にしてバットに並べる。上にタイムをのせ、にんにくを添える。
②200℃に予熱したオーブンに①を入れ、25分焼く。なすは実をスプーンでこそげ出して計量し、みじん切りにする。にんにくはやわらかく加熱された中身を出してつぶす。
③フライパンにE.V.オリーブオイルと②を入れて炒め合わせる。水分が飛んだらレモン果汁、塩、白こしょうを加えて味を整える。
ワンポイント
プレーンなパンの楽しみ方の基本は、バターやジャムを塗るというシンプルなものです。この基本は朝食で、夕食なら料理のソースを合わせたり、チーズやリエット(肉のペースト)などを合わせます。
白米は「塩むすび」のように塩だけで食べることもありますが、パンの文化圏ではバゲットや食パンをそのままで食べることはほとんどありません。これはナンなどのフラットブレッドでも同じですね。
プレーンなパンをより美味しくご家庭で楽しんでいただくためには料理の提案よりも、パンに「塗るもの」のバリエーションを増やすのが手軽です。ただ、ジャムは甘いので朝食用になってしまいます。
そこでご提案したいのが、野菜で作る「塗るもの」です。バターやオリーブオイルを合わせることで、パンにあうコクが出て、野菜だけでもびっくりするほど旨味が出せます。
リエットを作るよりも手軽で、チーズよりも手頃なのも魅力です。サンドイッチの隠し味にも使えますし、ベーカリーカフェのこだわりの一品として、パンと合わせて販売してもよいでしょう。
数種類を組み合わせることで、パンの楽しみが広がります。