マッシュルームのデュクセル
デュクセル (duxelle) とはフランス料理ソースベースで、キノコやエシャロットのみじん切りをバターで炒めて旨味を凝縮させたものです。このままパンにのせたり、ソースのベースとして使えます。
栄養成分
エネルギー | ● kcal |
タンパク質 | ● g |
脂質 | ● g |
炭水化物 | ● g |
ナトリウム (食塩相当量 ●g) |
● mg |
材料(作りやすい分量)
マッシュルーム(みじん切り) | 200g |
エシャロット(玉ねぎでも代用可・みじん切り) | 50g |
無塩バター | 30g |
白ワイン | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/3 |
イタリアンパセリ(ドライ) | 小さじ1/2 |
白こしょう | 少々 |
作り方
①フライパンに無塩バターを溶かし、エシャロットを炒める。やわらかくなり透き通ってきたらマッシュルームを加え、中火でじっくり炒める。
②マッシュルームの水分が飛び凝縮してきたら、白ワインを加える。さらに炒めて水分が飛んだら、塩、白こしょうを加えて味を整える。最後にイタリアンパセリを加えて混ぜ合わせる。
*好みで仕上げに生クリーム大さじ3を加えてもよい。ひと煮立ちさせるとクリーミーに仕上がる。
ワンポイント
プレーンなパンの楽しみ方の基本は、バターやジャムを塗るというシンプルなものです。この基本は朝食で、夕食なら料理のソースを合わせたり、チーズやリエット(肉のペースト)などを合わせます。
白米は「塩むすび」のように塩だけで食べることもありますが、パンの文化圏ではバゲットや食パンをそのままで食べることはほとんどありません。これはナンなどのフラットブレッドでも同じですね。
プレーンなパンをより美味しくご家庭で楽しんでいただくためには料理の提案よりも、パンに「塗るもの」のバリエーションを増やすのが手軽です。ただ、ジャムは甘いので朝食用になってしまいます。
そこでご提案したいのが、野菜で作る「塗るもの」です。バターやオリーブオイルを合わせることで、パンにあうコクが出て、野菜だけでもびっくりするほど旨味が出せます。
リエットを作るよりも手軽で、チーズよりも手頃なのも魅力です。
サンドイッチの隠し味にも使えますし、ベーカリーカフェのこだわりの一品として、パンと合わせて販売してもよいでしょう。