サーモンのスモーブロー
スモークサーモンのスモーブローも小エビと並ぶ定番メニューです。サワークリームを添えたり、アボカドを合わせても美味。
栄養成分
エネルギー | ● kcal |
タンパク質 | ● g |
脂質 | ● g |
炭水化物 | ● g |
ナトリウム (食塩相当量 ●g) |
● mg |
材料(1枚分)
メアコンブロート(10㎜スライス) | 1枚 |
無塩バター | 6g |
サニーレタス | 3g |
スモークサーモン | 35g |
紫たまねぎ(スライス) | 5g |
レモン果汁 | 少々 |
ケッパー | 適量 |
ディル | 少々 |
作り方
スモークサーモンにレモン果汁少々をふりかける。メアコンブロートにバターを塗り、サニーレタス、スモークサーモン、紫たまねぎ、ケッパー、ディルを順にのせる。
COLUMN 【スモーブロー】
北欧のオープンサンドは、ビジュアル系サンドイッチの元祖とも言えるのではないでしょうか。
日本ではデンマークのスモーブローSmørrebrødが知られていますが、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンでも同じスタイルのオープンサンドイッチがあり親しまれていますスモーとはバター、ブローはパンを指し、パンにバターをたっぷり塗るのが基本です。とてもおしゃれなメニューに見えますが、元々は、夕食の残りを翌日のランチとしてパンの上にのせて食べていたものです。伝統的な家庭料理で、日本の丼飯と同じようなものですね。
ここで使うのは基本的にライ麦パンです。北欧にも小麦のパンもありますが、デニッシュペストリーや菓子パンなどの甘いものが多く、食事用には重くてずっしりとしたライ麦パンが主流です(写真①スウェーデンのベーカリーで)。パンはごく薄くスライスしてバターを塗り、その上にはパンが見えないほど具をたっぷりのせます。食材はシーフードが主流で、サーモンとえびは定番の人気メニュー(写真②フィンランドのカフェで)です。スモーブローはナイフとフォークで食べるものなので、ビジュアルを重視して具の置き方に偏りがあっても、具沢山でも、全く問題ありません。重いライ麦パンは、薄くスライスしバターを塗ることで具との馴染みもよくなり、1枚だからこそ(2枚のパンではさまないから!)バランス良くいただけます。