ライ麦パンのミックスサンド
たまごにチーズにハムに野菜。何気ない組み合わせのミックスサンドも、味付けにひと工夫することで上質な味わいに仕上がります。
栄養成分
エネルギー | ● kcal |
タンパク質 | ● g |
脂質 | ● g |
炭水化物 | ● g |
ナトリウム (食塩相当量 ●g) |
● mg |
材料(1組分)
キュウリ&クリームチーズ | |
ライ麦食パン(12枚切り) | 2枚 |
無塩バター | 5g |
キュウリ (縦1/2、2㎜スライス) |
50g |
黒胡椒クリームチーズ※1 | 25g |
ミント | 少々 |
ハム&野菜 | |
ライ麦食パン(12枚切り) | 2枚 |
無塩バター | 8g |
サラダ菜 | 1枚 |
トマト(7㎜スライス) | 1枚 |
マヨネーズ | 4g |
白味噌マスタード※2 | 3g |
カリフラワー&たまご | |
ライ麦食パン(12枚切り) | 2枚 |
無塩バター | 4g |
カリフワラーマリネ※3 | 35g |
白ワインビネガー | 少々 |
塩、白こしょう、クミン(パウダー) | 少々 |
作り方
①キュウリとクリームチーズサンドを作る。ライ麦食パンの1枚の片面に無塩バターを塗り、キュウリを並べる。ミントをせん切りにしてのせてから、黒胡椒クリームチーズを塗ったもう1枚のライ麦食パンではさむ。
②ハム&野菜サンドを作る。ライ麦食パンは片面に無塩バターを4gずつ塗る。サラダ菜の上にマヨネーズ2gを細く絞り、トマトをのせる。さらにマヨネーズ2gを細く絞ってからハムをのせ、バターの上に白味噌マスタードを塗ったライ麦食パンではさむ。
③カリフラワー&卵サンドを作る。ライ麦食パンは片面に無塩バターを4g塗り、カリフラワーマリネをのせ、クミンをふりかける。もう1枚のライ麦食パンに卵サラダを塗ってからはさむ。
④ ①②③を重ねて耳を切り落とし、3等分に切る。
※1.黒胡椒クリームチーズ: クリームチーズ100gに粗く挽いた黒胡椒を小さじ1/2混ぜ合わせ、塩少々を加えて味を調える。
※2.白味噌マスタード: 白味噌マスタード:白味噌とディジョンマスタードを2:1の割合で混ぜ合わせる。
※3.マリフラワーマリネ カリフラワーは小房に分けてスライサーで3㎜の厚さにスライスする。塩、白こしょう、白ワインビネガーを振りかけて軽く下味を付ける。
COLUMN【ミックスサンドの魅力】
数年前から続いていた、「萌え断」「わんぱくサンド」等のボリューミーなサンドイッチのブームが落ち着き、ここにきて、クラシックでシンプルなサンドイッチのおいしさが改めて見直されているように感じます。中でも最近注目しているのがミックスサンドです。 その魅力は、まず、わかりやすい味わいです。ハム、きゅうり、たまご、ツナ等がメインの定番ミックスサンドは、一見平凡に見えますが、平凡さは安心感に繋がります。誰もが一目で味わいの想像が付く、ということは、迷わず手に取ることができるのです。
また、ボリューム感とは真逆の、サンドイッチらしい薄さは食べやすさに繋がります。パンが薄く、具も少めなのでパンと具が密着し崩れにくく、大きく口を開けなくても上品にいただけます。 そして、シンプルだからこそ、パンと具材、それぞれの味わいがぼやけることなくしっかりと味わうことが出来ます。
フランスの定番バゲットサンド「ジャンボン・ブール」はバゲットとバターとハムだけだからこその、普遍的なおいしさがあるのと同様に、定番サンドイッチ作りでは、足し算よりも引き算が重要です。 足し算を超えて、かけ算になっていたボリュームサンド以上に、引き算のミックスサンドの方こそ、奥が深く、組み合わせの探求しがいがあります。
パンの厚み、食材の量を微調整しながら、ベストバランスを探してみてください。