パンに合わせる料理

ピペラード

フランス・バスク地方の代表料理です。そのままパンに添えたり、サンドイッチのソースにしても。


栄養成分
エネルギー ● kcal
タンパク質 ● g
脂質 ● g
炭水化物 ● g
ナトリウム
(食塩相当量 ●g)
● mg
※栄養成分は1人分です。

材料(2人分)

パプリカ(赤、黄、緑)
各1個
玉ねぎ(大) 1個
ニンニク
2片
EXVオリーブオイル 大匙4
トマト(中)
3個
たまご
1個
生ハム
1枚
塩、白こしょう、
エスプレット唐辛子
(なければ一味唐辛子)
少々

作り方

①にんにくはみじん切り、タマネギは薄くスライス、パプリカは種と ヘタを取り、内側の白い部分を削ぎ落して7㎜幅に切る。トマトは 湯むきして角切りにする。

②フライパンにEXVオリーブオイル、ニンニクを入れ、香りが出るまで中火で炒める。次に小さくちぎった生ハム、タマネギを加え透明になるまで炒めたらパプリカを加えてじっくりと炒める。

③トマトを加えて塩、白こしょうをし、さらにトマトの水分がとぶまで弱火で炒める。仕上げにエスプレット唐辛子を加え、味を整える。

④耐熱皿に③を入れ、真ん中にくぼみを作り、たまごを落とし器ごと弱火で加熱する。


【COLUMN】フランス・バスクの郷土料理“ピペラード”



 ピペラード Piperadeはフランス・バスク地方を代表する郷土料理です。
パプリカ、トマト、ニンニク、玉ねぎを生ハムとオリーブオイルで炒めて、特産品のエスプレット唐辛子で仕上げます。

 卵を合わせるのが定番で、混ぜ合わせて半熟に仕上げたり、ポーチドエッグを添えたりします。エスプレット村のレストランでいただいたのは、かき卵風に混ぜあわせたものにハム、ソーセージを添えていた素朴なタイプでした。

 オーベルジュでいただいたのはポーチドエッグではなく、ジャガイモのクネルの中に卵黄を包み込んだ手の凝ったタイプでした。
 現地で食べると、野菜そのものの味の濃さ、甘さに驚きました。シンプルな料理だからこそ、素材の重要性がわかります。