アクアパッツァ
アクアパッツァは魚を丸ごと豪快に煮込むイタリアの漁師料理です。豪華に見えるけど作り方は簡単!素材の旨みがとけ出したスープにパンを浸しながら召し上がれ。
栄養成分
エネルギー | ● kcal |
タンパク質 | ● g |
脂質 | ● g |
炭水化物 | ● g |
ナトリウム (食塩相当量 ●g) |
● mg |
材料(2〜3人分)
イトヨリ(鯛やスズキ等お好みの白身魚でも) |
一尾(約500g) |
あさり | 200g |
白ワイン | 100ml |
EXVオリーブオイル | 大さじ4 |
ニンニク | 2片 |
A ミニトマト |
1P |
ブラックペッパー |
12粒 |
ケイパー | 小さじ2 |
タイム、イタリアンパセリ | 適量 |
塩、ホワイトペッパー | 少々 |
作り方
①イトヨリは鱗と内蔵を取ってよく洗い、水気をしっかり拭き取る。表面とお腹に塩、ホワイトペッパーをしてしばらく置く。あさりは砂抜きをしてよく洗う。
②鍋にEXVオリーブオイルとつぶしたニンニクを熱する。ニンニクの香りが出てきたらイトヨリを入れて表面に焼き色を漬ける。あさり、Aパセリの茎、タイム、白ワインを加えて強火にかける。煮立ったら蓋をして火を弱め12分程度加熱する。
③仕上げに粗く刻んだパセリをのせる。味が足りないようなら、塩、ホワイトペッパーを少量加えて味を調える
ワンポイント
アクア・パッツアacqua pazzaとは南イタリアの漁師料理で、魚介類をトマトと白ワイン、水、オリーブオイルで煮るイタリア版の水炊きです。材料さえ用意すれば、作り方はとても簡単。それぞれの素材から味が出てくるので、味付けに迷うこともありません。より手軽に作るなら切り身魚でも出来ますが、骨からも旨みが出る尾頭付きがおすすめです。ふっくらと煮えた魚介のおいしさはもちろんのこと、素材の旨みがとけ出したスープも美味。パンをスープに浸しながらいただくのが最高で、ついついパンを食べ過ぎてしまいます。
パンはチャバッタやフォカッチャなど、やっぱりイタリアパンがよく合います。フランスパンに比べると控えめな印象のイタリアパンですが、イタリア料理と合わせるとその持ち味が生きてきます。家庭で作りやすく、おもてなしにも喜ばれるアクア・パッツァ。是非作ってみてください。
*「あなたへのパンだより(パンニュース社)」 2015年秋号でご紹介したレシピです。