鶏のプレッセ
プレッセとは材料を押し固めて作るテリーヌの製法のこと。鶏肉の部位毎の特長を生かしたシンプルな味わいです。
栄養成分
エネルギー | ● kcal |
タンパク質 | ● g |
脂質 | ● g |
炭水化物 | ● g |
ナトリウム (食塩相当量 ●g) |
● mg |
材料(ハーフテリーヌ型1本分)
鶏もも肉 |
2枚(500g) |
鶏ささみ肉 | 3本(150g) |
手羽先 | 3本(正味120g) |
A 卵白 |
1個分 |
白ワイン | 大匙1 |
エルブ・ド・プロヴァンス ※フランス・プロヴァンス地方 のミックスハーブ。 |
小匙1/4 |
塩 | 小匙1/2 (2.4g) |
ホワイトペッパー | 0.2g |
生クリーム | 大匙2 |
塩 | 小匙1 (4.8g) |
ホワイトペッパー | 小匙1/8 (0.3g) |
ローリエ |
1枚 |
タイム(フレッシュ) | 1枚 |
ローズマリー(フレッシュ) | 1枚 |
作り方
①オーブンを160℃に予熱しておく。鶏もも肉は皮が破れないように、身と皮の間に指を入れてはがすように分ける。鶏ささみ肉は太い筋を取り、肉たたきて叩いて平らにする。
②①のもも肉の身の部分とささみに塩とホワイトペッパーを半量ずつ両面にまぶして馴染ませる。
③テリーヌ型の幅に合わせてオーブンペーパーを眺めに切り、①の皮を上にのせておく。テリーヌ型の長辺の側面と底面が覆われるようにペーパーごと型に敷き込む。ペーパーが敷かれていない短辺側の側面にはバター(分量外)を塗る。
④手羽先の身と皮を骨から外し、120g分を計量してフードプロセッサーに入れる。Aの材料を全て加えてなめらかになるまで回す。
⑤④の型の底に鶏もも肉1枚分を敷き、④の半量を入れてゴムベラで平らにならす。次に②の鶏ささみ肉、④の残り②の鶏もも肉1枚分を順に型に詰めて、鶏皮で包み込むように巻き、上面にローリエ、タイム、ローズマリーをのせて蓋をする。
⑥テリーヌ型を湯煎用のバットに入れて、湯をたっぷり注いで160℃のオーブンで70分湯煎焼きする。最初の40分は蓋をして焼き、その後は蓋を外す。
⑦焼き上がりはテリーヌの中心温度を計って確認する。70℃に達していなければさらに加熱する。温度計がない場合はテリーヌに金串を刺し、中心部分で5秒程おいてから引き抜く。金串を唇に当てると熱さを感じ、穴から出てきた肉汁が透き通っていればOK。
⑧テリーヌ型ごとバットにのせ、重しをする。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。重しをした時にバットに溢れ出てきた肉汁は、いただく時にソースとして使う。(※肉汁は鶏のゼラチン質が多く含まれるため、冷やすと自然に固まります。粗く砕いてそのまま添えたり、温めて溶かしてからソースにしても。)
ワンポイント
細かな手間がかかりますが、作り慣れると実は簡単な一品です。塩、ホワイトペッパー、ハーブだけのシンプルな味付けなので、あっさりといただけてアレンジは自由自在!肉汁を冷やし固めたジュレとラタトゥイユソースを添えるのがおすすめです。