マルメロのジュレ
香り高い秋の果実、マルメロにはペクチンがたっぷり含まれています。このペクチンを生かして作れるジュレは魅力的な味わいです。
栄養成分
エネルギー | ● kcal |
タンパク質 | ● g |
脂質 | ● g |
炭水化物 | ● g |
ナトリウム (食塩相当量 ●g) |
● mg |
材料(作りやすい分量)
マルメロ |
2個 |
グラニュー糖 |
煮汁重量の50% |
※実はコンフィチュール、煮汁をジュレと2種類と同時に作れます。 | |
レシピはこちらから↓ 【マルメロのコンフィチュール】 |
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作り方
①マルメロは皮にうぶ毛があるのでよく洗う。皮をむき種と芯を取る。皮と種と芯は取り分けておきジュレを作る際に使う。実はいちょう切りする。
②①の実を鍋に入れ、ひたひたの水で煮る。別の鍋に皮と種と芯を入れ、同じくひたひたの水で煮る。実が柔らかくなったらそれぞれを目の細かいザルで漉す。時間があればこのまま一晩置く。漉した煮汁をジュレに使用し、実はコンフィチュールにする。
③煮汁を計量し鍋に入れる。煮汁の50%量のグラニュー糖を計り鍋に入れて火にかける。沸いたら中火にして黄色から赤に色付いてくるまでしばらく煮る。105℃まで温度が上がったら、小皿に少量を取りったものを急冷して固まり具合の様子をみるとよい。
④煮沸消毒した保存瓶に熱いうちに入れ蓋をし、30分程度瓶を逆さにしておく。
COLUMN 【マルメロのジュレ】
マルメロのペクチンを利用して作るジュレは香り高く魅力的な味わいです。コンフィチュールと同様にパンやチーズ、ヨーグルトに合わせるだけでなく、紅茶に入れるのもおすすめです。
左上と中央の写真は、スイスのレマン湖を臨む素敵なオーベルジュの朝食風景です。左の赤く透き通ったものがマルメロのジュレです。きれいな赤色と豊かな香りに魅了されたのを覚えています。
マルメロは長時間煮込むことで、黄色から橙色、そして赤色に変化していくそうです。レシピ写真のものは橙色くらいですね。長時間煮込むと、煮詰まって糖度が増し、よりしっかりと固まります。好みの加減を探してみてください。